「給与が低い」だけじゃない!共働き夫婦のリアルから見えた、子育て世帯に「副業」が必須な理由

共働き夫婦のリアルな経済状況と転職事情

転職サービス「doda」が発表した「共働き夫婦の実態調査」によると、結婚している人の61.8%が「共働きをしている(パートナーが正社員としてはたらいている)」と回答しています。これは半数以上の世帯が共働きで家計を支えていることを示しています。

さらに、共働き夫婦の世帯年収で最も多かったのは「800~900万円未満」で11.0%でした。年代別に見ると、20代では「800~900万円未満」(16.7%)、30代では「700~800万円未満」(13.9%)や「800~900万円未満」(13.8%)、40代以上では「900~1,000万円未満」(12.6%)の割合が多くなっています。

20代 30代 40代以上 (%) 0 5 10 15 20 400万円未満 400万円以上~500万円未満 500万円以上~600万円未満 600万円以上~700万円未満 700万円以上~800万円未満 15.8% 800万円以上~900万円未満 16.7% 900万円以上~1,000万円未満 1,000万円以上~1,100万円未満 1,100万円以上~1,200万円未満 1,200万円以上~1,300万円未満 1,300万円以上~1,400万円未満 1,400万円以上~1,500万円未満 1,500万円以上 400万円未満 400万円以上~500万円未満 500万円以上~600万円未満 600万円以上~700万円未満 700万円以上~800万円未満 13.9% 800万円以上~900万円未満 13.8% 900万円以上~1,000万円未満 1,000万円以上~1,100万円未満 1,100万円以上~1,200万円未満 1,200万円以上~1,300万円未満 1,300万円以上~1,400万円未満 1,400万円以上~1,500万円未満 1,500万円以上 400万円未満 400万円以上~500万円未満 500万円以上~600万円未満 600万円以上~700万円未満 700万円以上~800万円未満 11.6% 800万円以上~900万円未満 900万円以上~1,000万円未満 12.6% 1,000万円以上~1,100万円未満 1,100万円以上~1,200万円未満 1,200万円以上~1,300万円未満 1,300万円以上~1,400万円未満 1,400万円以上~1,500万円未満 1,500万円以上 (%) 0 5 10 15 20

注目すべきは、転職当時に共働きだった人の転職理由です。「給与が低い・昇給が見込めない」(33.4%)が最も多く、「会社の評価方法に不満があった」(19.8%)が続くなど、給与や評価に関する不満が多数を占めています。物価高や実質賃金の低下が続く現代において、この結果は多くの共働き世帯の切実な声と言えるでしょう。

さらに、パートナーの転職を「応援する」と回答した人は全体で90.0%に上るものの、20代や30代では年収の低下が応援の気持ちに影響しやすいことが明らかになりました。40代以上では「年収で応援の気持ちは変わらない」と答えた人が75.1%だったのに対し、20代では56.2%、30代では54.2%と低い傾向が見られます。これは、子育て費用や住宅ローンなど、若い世代ほど経済的な負担が大きいことを示唆しているのではないでしょうか。

▼転職でパートナーの年収がどのくらい下がったら応援の気持ちが変わるか 全体 20代 30代 40代以上 年収で応援の気持ちは変わらない 68.6% 56.2% 54.2% 75.1% 気持ちが変わる年収のダウン額は10万円未満 10.7% 13.6% 14.8% 8.8% 気持ちが変わる年収のダウン額は10万~50万円未満 8.6% 16.1% 12.6% 6.4% 気持ちが変わる年収のダウン額は50万~100万円未満 5.7% 9.3% 10.1% 3.7% 気持ちが変わる年収のダウン額は100万円以上 5.0% 4.6% 7.4% 4.2% その他 1.4% 0.2% 0.8% 1.8%

転職を検討する際、パートナーの意見で最も影響を及ぼしたのは「転職先の年収」で27.4%でした。このデータからも、共働き夫婦がキャリアチェンジを考える上で、収入が非常に重要な要素であることがわかります。

転職の検討をする際にパートナーの意見は何に影響したか (複数回答可) 全体 下記の観点からは影響を及ぼさなかった 40.4% 転職先の年収 27.4% 転職すること自体 23.4% 転職先の仕事内容 17.2% 転職先の勤務地 16.6% 転職先の残業時間 11.9% 転職先の安定性 10.2% 転職先の福利厚生 8.1% 転職先の雇用形態 7.8% 転職先の会社規模・知名度 6.0% 転職後の役職 2.3%

詳細な調査結果は、doda 共働き夫婦の実態調査で確認できます。

なぜ、これからの子育て世帯に「副業」が必須なのか?

「給与が低い・昇給が見込めない」という転職理由が共働き世帯で多いこと、そして年収の低下が特に若い世代の応援の気持ちに影響すること。これらの調査結果は、現代の共働き夫婦が直面する経済的な課題を浮き彫りにしています。

では、この課題に対し、私たちはどうすればいいのでしょうか?その一つの強力な解決策が「副業」です。

1. 経済的な安定とゆとりの確保

本業の収入が思うように増えない中でも、副業があれば世帯収入の底上げが可能です。これにより、物価高の影響を和らげたり、子どもの教育費や将来の貯蓄に回したりと、経済的なゆとりを生み出すことができます。特に、パートナーの転職による年収ダウンが不安な場合でも、副業収入があればリスクを分散し、精神的な安定にも繋がるでしょう。

2. スキルアップとキャリアの幅を広げる

副業は単なる収入源ではありません。本業とは異なる分野に挑戦したり、本業で培ったスキルを別の形で活かしたりすることで、新たなスキルを習得し、キャリアの幅を広げる絶好の機会になります。これは、将来的な転職やキャリアチェンジを考えた際にも大きな強みとなるでしょう。

3. 「もしも」の時のセーフティネット

人生には予期せぬ出来事がつきものです。病気や会社の業績悪化など、本業が不安定になった際でも、副業があれば収入源を複数持つことでリスクを軽減できます。厚生労働省のデータにもあるように、共働き世帯は増加傾向にあり、働き方も多様化しています。これからの時代、一つの収入源に依存するのはリスクが高いと言えるかもしれません。

厚生労働省「図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移」

さあ、副業を始めてみませんか?

「でも、何から始めればいいの?」「自分にできる副業なんてあるのかな?」

そう思ったあなたも大丈夫です。今は、自分のスキルや興味に合わせて様々な副業を選ぶことができます。在宅でできるライティングやプログラミング、デザイン、オンライン講師、あるいは趣味を活かしたハンドメイド販売など、選択肢は無限大です。

大切なのは、まず一歩踏み出してみること。副業を始めることで、あなたの生活はきっと今よりも豊かになり、キャリアオーナーシップを発揮するきっかけにもなるはずです。

具体的な副業の探し方や案件については、A8.netのようなサービスも参考にしてみてください。多様な案件が紹介されており、あなたに合った副業が見つかるかもしれません。

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」編集長の桜井貴史氏も「転職がより身近になる中、ライフイベントを迎えることでキャリアを考え直す人も一定数いることから、共働きの状態で転職をする人は今後も増えていくのではないでしょうか。」と述べています。この言葉からも、副業を通じて自身のキャリアを主体的に選択することの重要性がうかがえます。

最後に:パートナーとの対話を通じて、未来を築こう

今回の調査では、パートナーの転職を応援する気持ちと年収低下への懸念が同時に存在することが示されました。だからこそ、副業を考える際には、パートナーとの対話が非常に重要になります。

「どのような働き方をしたいか」「どんな未来を描きたいか」──お互いの価値観やライフプランを共有し、協力し合うことで、より良いキャリアと豊かな家庭生活を築くことができるでしょう。

副業は、単なる収入アップの手段ではなく、夫婦で未来を語り合い、実現するための強力なツールとなり得るのです。

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